Neo Zephyrus(ネオ ゼフィルス) 日本蝶類研究所
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創刊号 発刊のことばより
この現代,自然を荒廃させたにも関わらず自然保護を標榜するというよじれた時代である。昆虫採集の歓びを味わう者の絶対数が減り,蝶をどこでも自由に採ることができない時流の中,種によっては所有する標本の移動ですら制せられる時代である。であるがゆえに新しい雑誌は「未知と暗澹の海」に船出したことを意味するかもしれな
い。しかしながら標本の重要性に軸足を置く日本蝶界の専門誌として,このNeoZephyrusが文字通り新たな風となることを願ってやまない。
2 2018年1月発行 藤岡知夫特集号:エッセイ |
B5・134頁 |
3,000円 |
私の蝶屋人生と「フジオカイズム」 |
朝日純一 |
1 |
怪人藤岡先生 |
樋田光 |
13 |
会誌名「ネオゼフィルス」について |
大野豊 |
14 |
藤岡知夫氏との出会い、そして30年の時を経て始まったお付き合い |
山田守 |
16 |
ゼフィルス・オオムラサキ・ギフチョウ写真集とご寄稿 |
栗田貞多男 |
18 |
藤岡知夫氏と昭和30年代頃のこと |
葛谷健 |
20 |
藤岡氏とのおつきあいは |
怒和貞賞 |
22 |
白馬の大雪渓を滑る |
阿部東 |
24 |
藤岡氏との思い出 |
南和秀 |
26 |
イモムシ研究黄金時代 |
室谷洋司 |
31 |
人間国宝を忘れて出発した話 |
池沢隆一 |
36 |
採集旅行の思い出-車- |
宇田川正和 |
38 |
クラウドの中から |
青沼邦信 |
41 |
藤岡さんとの思い出 |
仁坂吉伸 |
50 |
藤岡知夫先生の想い出 |
大屋厚夫 |
52 |
恩師 藤岡知夫先生 |
山本東次郎 |
54 |
終戦前夜からの昆虫採集の想い出など |
氏家行宣 |
57 |
藤岡さんとゼーガースさん |
岸田泰則 |
62 |
ヒマラヤに蝶を追う |
原田基弘 |
64 |
私のゼフィルス人生と藤岡先生 |
長谷川大 |
67 |
さらば、古き良き時代 |
小林真一郎 |
70 |
藤岡さんの「現在」 |
北川朝生 |
73 |
私達の恩師、藤岡知夫さん |
静谷英夫 |
76 |
タカネキマダラセセリ南アルプス産亜種 |
築山洋 |
78 |
京浜昆虫同好会の頃の藤岡知夫氏 |
寺章夫 |
84 |
大英自然史博物館の標本箱 |
麻生紀章 |
87 |
緑島オオゴマダラ・ストーリー |
小舘昭示・棟方尭 |
88 |
Papilio dehaani koreanusについて |
相澤和男 |
97 |
リンゴシジミとシロオビヒメヒカゲの色彩変異など |
神田正五 |
107 |
私の蝶遍歴(1) |
藤岡知夫 |
111 |
藤岡知夫博士略年譜 |
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120 |
藤岡知夫博士記載チョウ類 新タクサリスト(国内) |
植村好延 |
132 |
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1 2017年5月発行 |
B5・88頁 |
2,000円 |
特別座談会「巨大クヌギ老木」 |
藤岡知夫,奥本大三郎,築山洋,矢後勝也 |
1 |
青森県におけるクロアゲハ、キタキチョウとヤマトシジミ(2010−2016年) |
室谷洋司 |
17 |
「日本産蝶類及び世界近縁種大図鑑 I」の訂正と新知見追加 |
築山洋 |
37 |
ミャンマー産ミドリシジミ族(Theclini)10種の染色体調査 |
阿部東・櫛引陸奥男 |
51 |
東日本のヒョウモンモドキ |
藤岡知夫 |
57 |
日本産ヒョウモンモドキにおける北限更新の記録 |
矢後勝也 |
61 |
大陸方面から山陰地方に飛来する迷入種(予報) |
淀江賢一郎 |
65 |
深山ヒメシジミ |
中谷貴壽 |
70 |
ハマヤマトシジミに惹かれて |
北川朝生 |
75 |
北海道苫小牧市産ミドリシジミの異常型など |
神田正五 |
80 |
アイノミドリシジミは霧島山系に生息するのか |
阿部祐侍 |
83 |
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