書名 蝶をもとめて 秘境を歩く
著者 河邉誠一郎
体裁 ハードカバー版・A4・218頁フルカラー
発行 2016年
定価 ご予約受付終了しました、ありがとうございます。
備考 この本は著者がこの春に退官の記念として少数発行(ソフト及びハードカバー版)し関係者へ配布したものです。その為、一般の方には入手困難な本になってしまうため著者のご好意で、ハードカバー版を30部のみ増刷させて頂き販売することにしました。

主な目次
最後の秘境・大興安嶺探検 幻のウスバキチョウを求めて
10年ぶりの秘境 大興安嶺 夢よ、ふたたび
世襲・独裁の国北朝鮮
ラオス熱帯雨林 ベトナム国境へ 珍蝶フィデイアスを求めて
秘境ラオス最深部 シェンクワン ラオスオウゴンテングさあ来い!
マレーシア原生林 タマンヌガラからキャメロンハイランドへ
天竺への路 西遊記の地へ
天山を越えて ダイコウアンレイのノミオン
エンペラーが舞う 甘粛・青海へ
日本の亜熱帯へ 西表島

<書 評> 蝶をもとめて 河邉誠一郎
 
 倉敷芸術大学教授 河邉誠一郎博士が退官に伴い恒例の教授業績集を出版した。これが何と型破りな、破天荒な教授業績集なのである。研究論文集ではなく、蝶紀行の報文集なのだ。歴史のターニングポイントになりそうな著作、是非とも入手しておきたい一冊だ。内容も凄い、秘境に蝶を求めて内モンゴル大興安嶺のP. eversmanni nishiyamai の再発見、不可思議の国北朝鮮での採集、天山、パミール等の国境山岳地帯での採集等、現在入域困難な地域の貴重な報文が夢をそそる。河邉誠一郎と言えば、秘境探険家のイメージが強いが、三楽オーシャン研究所時代のアルテミン(後のマラリヤ治療薬)の開発でノーベル賞あと一歩手前の研究や放射線によるコミバエの生育阻害の研究など多くの業績を残している。それらを捨て置いての前代未聞の教授業績集なのだ。称賛に余りある。 

               菱川 法之(日本蝶類学会理事、日本鱗翅学会評議委員、北海道昆虫同好会会長)
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