書名 マルハナバチ 愛嬌者の知られざる生態
著者 片山栄助
出版社 北海道大学出版会
体裁 B5・204頁(カラー48頁)・カバー
発行年 2007年
価格 定価5,000円+税(送料別)
本書の特徴
(1)2部構成からなっています。
(2)第T部は「マルハナバチの生態写真集」ともいうべきもので、平地に多く見られるクロマルハナバチを主に、@巣の構造、A女王バチの産卵行動、B育児行動、C発育にともなう巣室壁の拡張などのユニークな産卵・育児習性について、理解しやすく見ても楽しめる160枚を超えるカラー写真で紹介されています。
(3)第U部は「マルハナバチの自然史」ともいうべきもので、営巣習性を中心とした生活史について学問的に解説し、今後の研究に役立つ詳細な情報を提供している。
(4)著者は、故・坂上昭一氏に師事したマルハナバチ生態研究のパイオニアであり、本書は50年に及ぶ研究の集大成。